大阪税関によると、近畿2府4県の2019年のテント輸入量は2,110トンと前年に比べ24%増となり、これまで最も多かった1995年を上回り、データを取り始めた1988年以降で最も多くなった。また、今年1月から7月末までの輸入量も前年同期を1.8%上回っており、引き続き増加基調にある。
テントの輸入量が増えているのは、キャンプを楽しむ様子をSNSや動画で紹介する動きが広がっていることや、1人で楽しむ「ソロキャンプ」を含め、新たにキャンプを始める人が増えていることがある。加えて、今年に入って新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出を控え自宅でアウトドア気分を楽しむ家庭が増えていることもある。