バタビア航空が経営破綻 LCCの波に対応できず

バタビア航空が経営破綻 LCCの波に対応できず
 中央ジャカルタ商業裁判所は1月30日、旅客数で国内4位のバタビア航空を運営するメトロ・バタビア社に対し、破産手続きを開始することを決定した。インドネシアの航空業界にも格安航空会社(LCC)が参入し、低価格帯での激しい競争に適応できなかったことが原因とみられる。
 LCCでアジア最大手のエアアジアは昨年10月、バタビア社を7700万ドルでの買収を計画していたが、運営方針が折り合わず、買収を中止している。