政府が若者カップル向けに人口抑制キャンペーン
ナフシア・ムボイ保健相は、国家家族計画・人口庁に、人口抑制へ向け若者のカップルに重点を置いた家族計画キャンペーンを強化するよう求めた。同保健相は、15~19歳の女性が出産する割合は、2007年に1000人当たり35人だったのが、12年には48人に上昇したと指摘。政府はこの数値を全体で14年末までに30人に引き下げるとの目標を掲げている。
国家保健人口統計調査によると、妊娠が可能とされる年代にある全人口のうち、避妊具・避妊薬を使用していない人の比率は、2007年に9.1%だったが、15年には5%まで引き下げることを目指している。政府は、1人の女性が一生に産む子供の平均人数を指す合計特殊出生率を12年の2.4人から、15年までに2.1人に減らす目標を掲げている。