総額380兆ルピアの25件を民間資金活用し優先的に推進
地元各紙によると、インドネシア政府は、2025年までの包括的な開発計画「経済成長促進拡大マスタープラン(MP3EI)」で、2014~17年に開始を検討する総額448億㌦(約4兆4800億円)の56件のうち、総額380兆ルピア(約3兆4000億円)の25件を民間資金を活用しながら優先的に推進する。ハッタ・ラジャサ経済調整相が11月13日、ジャカルタで開かれたインドネシア国際インフラ会議で明らかにしたもの。
2011年5月からのMP3EI事業の総投資額は355兆ルピアに達したが、投資元の内訳は国営企業30%、政府36%、民間5%で、各者による協力が28%。民間の比率が低いことに不満を示し、インフラ開発に民間資金引き寄せたい考えを改めて示した。