20都府県の中小企業49社が参加し、イで初の商談会

20都府県の中小企業49社が参加し、イで初の商談会
 日本貿易振興機構(ジェトロ)は11月28日、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国向けに日本の中小企業の販路開拓を支援する「アセアン・キャラバン事業」の一環で、インドネシア・中央ジャカルタのグランド・サヒッド・ジャヤで商談会を開いた。日用品・生活雑貨製品を製造・販売する全国20都府県の49社が参加。中間層の増大で生活雑貨用品などの需要が高まることを期待し、今回インドネシアで初めて開催された。
 インドネシアでは生活雑貨や日用品の市場は、車などに比べまだ小さく、進出に伴うリスクが大きい。そのため、ジェトロでは百貨店や量販店のバイヤーと結び付ける支援をし、中小企業の進出が円滑に運ぶことに期待を寄せる。同国内では日用生活雑貨品分野は、低価格を売りとする中国製品が数多く出回っているが、品質に満足できない人が増えている。したがって、関係者はデザイン、安全性と合わせて日本製品をアピールすることができるとみている。
 アセアン・キャラバン事業は昨年から開始され、今回が2期目、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアの4カ国が対象。