スラバヤ市のブンクル公園 アジア都市景観部門賞受賞

スラバヤ市のブンクル公園 アジア都市景観部門賞受賞
 アジアの優れた建造物や街並みを表彰するアジア都市景観賞の部門賞に、東ジャワ州スラバヤ市のブンクル公園が選ばれ、11月26日に日本の福岡市で授賞式が行われた。同式にはスラバヤ工科大卒の建築家で、同公園の整備に携わったスラバヤ市の現市長、トリ・リスマハリニ(リスマ)氏が出席した。南国の気候の下での快適な環境づくりと現代的なデザインが評価されたという。同市では今後、50㌶に花を植えた公園や果物が採れる公園なども計画している。スラバヤのほかに、日本と中国からそれぞれ3件、韓国、ベトナムからそれぞれ2件選出された。じゃかるた新聞が報じた。
 ブンクル公園は2007年、スラバヤ市ラヤ・ダルモ通りに完成。子供の遊具やマラソンコース、スケートボード場、競技用自転車場、イベント用ステージを設置。Wi-fiを完備し、子供から幅広い人たちに利用されている。
 アジア都市景観賞は2010年に国連ハビタット福岡本部、アジアハビタット協会、福岡アジア研究所、アジア景観デザイン学会が設立。他都市の規範となる都市や地域を表彰し、文化的、歴史的意義のある建造物や街並みを保存することを目標としている。