三菱商事が中ジャワ州で合弁7工場新設し衣料品生産
三菱商事はインドネシアの現地の衣料品メーカーと合弁会社を設立し、中ジャワ州で2016年までに60億円を投じて7工場を建設、日本や欧米メーカーにOEM(相手先ブランドによる生産)供給する。これまで手掛けてきた中国の協力工場に加え、東南アジア諸国連合(ASEAN)に拠点を構え、生産拠点を強化する。
現在、地元の衣料品メーカー、パン・ブラザースとの合弁会社エコ・スマート・ガーメント・インドネシア(ESGI)の設立手続きを進めている。資本金は100億ルピア(約8600万円)で、パンが85%、三菱商事が15%を出資する。工場はまず14年に4工場、15年に2工場、16年に1工場を稼働させる計画。生産量や品目などは今後詰める。