キャセイ航空が賃金4.5%引き上げで労働組合と合意

キャセイ航空が賃金4.5%引き上げで労働組合と合意
 キャセイパシフィック航空は12月5日、香港ベースの9割以上の従業員に対し、2014年は平均4.5%の賃金引上げを実施すると発表した。今年の賃上げ幅平均の2.25倍に当たる。また賃金1カ月分に相当する年末ボーナスを今月支給する。賃上げの対象は、所定の条件を満たす客室乗務員(CA)と地上係員。キャセイ航空は、職位が高い従業員ほど賃上げ率も高くなるよう設定したと説明している。
 同社のCAの労組、キャセイパシフィック航空客室乗務労働組合(CPAFAU)は11月26日から7.5%の賃上げや、現行55歳の定年の65歳への延長など4点を会社側に要求していた。