新車販売 11月も10万台超え3カ月連続に エコカー牽引
インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)がまとめた11月の新車販売台数(出荷ベース、速報値)によると、10万台を超え、3カ月連続の10万台超えとなった。インドネシア版小型エコカー、LCGCを販売するトヨタ、ダイハツ、ホンダ、スズキの4社の販売が好調だった。この結果、1~11月累計では112万台超となり、過去最高だった昨年通期の111万6000台を上回った。これにより、通年では120万台に落ち着く見通しとなった。
トヨタ・アストラ・モーター(TAM)によると、11月の販売台数(速報値)は約4万1000台で、月間で過去最高だった今年9月の4万235台を上回った。LCGC「アギア」の販売は6500台に伸びた。ダイハツは前年同月比16%増の1万7039台で2位。アストラ・ダイハツ・モーターによると、LCGC「アイラ」は前月比8%増の5098だった。スズキはLCGC「カムリン ワゴンR」などで前年同月比4%増の1万5000台。主要メーカーで伸び率が最大だったのは、10月末にLCGC「ブリオ・サティヤ」を発売したホンダで、前年同月比4割増の1万779台だった。