歯止め掛からないルピア安で米ドル建て物流コスト上昇
地元紙によると、通貨ルピア安で米ドル建て払いの物流コストが上昇、政府は新たな対応が急がれる事態となっている。インドネシア物流協会(ALI)によると、歯止めが掛からないルピア安により、米ドル建て払いの港湾サービス料金や、輸入品が多い車両の交換部品の価格に直接影響しているためだ。同協会では、ルピア安の進行で港湾でのコストが1割ほど上昇したと指摘。物流コスト全体に占める港湾サービスの割合は3~5%だが、コスト上昇を防ぐために、政府が料金のルピア建てを義務付けるべきだと主張している。