スマトラ縦断鉄道 2014年から建設工事が本格化
インドネシア運輸省は2014年から、アチェからランプンをつなぐスマトラ縦断鉄道(全長2168㌔)の建設を本格化させることを明らかにした。建設費は約64兆ルピア。経済特区に指定されている北スマトラ州のセイ・マンケ~クアラ・タンジュン間(44㌔)は今年7月から建設が始まっており、同区間は15年の完成を目指している。
その後、メダンや南スマトラ州などの経済成長が顕著な都市に敷設を進めるという。建設費用は1㌔当たり350億~400億ルピアになる予定。現在、スマトラ島の鉄道全長は1869㌔だが、実際に運行可能なのは1348㌔にとどまっている。この縦断鉄道完成後には1年間で4800万人が利用すると試算されている。