米フォード14年は「フィエスタ」新モデルなどエコ前面に

米フォード14年は「フィエスタ」新モデルなどエコ前面に
 米フォードは2014年、インドネシアでエコを前面に押し出したモデルを投入する。主力の小型車「フィエスタ」で1000ccの新エンジンを搭載した新モデルを売り出すほか、小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「エコスポーツ」を発表。若手エリート層などをターゲットに拡販を狙う。NNA.ASIAが報じた。
 14年初頭に独自の省エネ性能を持つ「エコブースト」エンジンの搭載モデルを投入。エンジンはドイツ製で、まずフィエスタのハッチバックモデル(1500cc)とセダン(1400cc、1600cc)でオプションとして設定する。車体の販売価格は現行モデルの1億8890ルピア(約160万円)を上回る。新たに投入するエコスポーツは1500ccモデルを発売する。今年9月のインドネシア国際モーターショー(IIMS)でお披露目していたものだ。
 インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)によると、1~11月のフォードの新車販売台数(卸売ベース)は前年同期比15%減の9029台。モデル別ではフィエスタが計5000台以上を占めた。メーカー別の順位はマツダに次ぐ12位。