三井物産,ヤマハの二輪販売金融会社にリッポーG企業
三井物産とヤマハ発動機が出資するインドネシアの二輪車向け販売金融会社ブッサンオートファイナンス(BAF)は、ヤマハ発動機グループと大手財閥リッポーグループの金融会社を割当先とする第三者割当増資を実施して増資すると発表した。三井物産とヤマハ発動機は、今回の増資を通じてBAFの経営・財務基盤を強化し、インドネシアでヤマハ製二輪車の販売台数の拡大を目指す。
BAFは現在、三井物産が90%、ヤマハ発動機が10%を出資している。今回BAFは、ヤマハ発動機とリッポーグループの金融会社PTCを引受先とする約3500億ルピア(約31億円)の第三者割当増資を実施。増資後のBAFの出資比率は三井物産70%、ヤマハ発動機グループ20%、PTC10%となる。