シンガポール航空が日本政府観光局と了解覚書を締結

シンガポール航空が日本政府観光局と了解覚書を締結
 シンガポール航空(SIA)は12月26日、日本政府観光局(JNTO)とシンガポール、マレーシア、インドネシアの訪日旅行者増加を目指す了解覚書を初めて結んだと発表した。レスポンスが報じた。覚書の内容は、SIA利用による日本観光を促進する活動を検討・実践していくというもの。陳有成(chin yau seng)営業担当上級副社長は「日本は45年前からSIAにとっての重要なマーケットであり続けている。覚書を交わしたことで日本の魅力と可能性に対し、我々が信頼しているということがはっきり伝わる」と話している。
 SIAは1968年に東京(成田)線、72年に大阪線、88年に福岡線、89年に名古屋線、2010年に羽田線を開設。シンガポール~日本間は現在、毎週56便が運行中で、14年3月から羽田線の増便が決定している。JNTOによると、12年の訪日シンガポール人数は14万2201人。