トヨタファイナンシャルサービス 2年で4兆ルピア起債

トヨタファイナンシャルサービス 2年で4兆ルピア起債
 トヨタファイナンシャルサービスのインドネシア合弁会社トヨタ・アストラ・ファイナンシャル・サービス(TAFS)は1月16日、今後2年間に公募社債の発行で最大4兆円ルピア(約348億円)を調達する計画を明らかにした。うち6000億ルピアを2月半ばに発行する。NNAが報じた。
 設定した金額の枠内で発行時期や金額を自由に決定できるよう金融監督庁(OJK)に登録した。今回発行する社債はAシリーズ(償還1年)とBシリーズ(同3年)の2本。利率は1月27日までのブックビルディング(需要積み上げ)の結果をみて決定する。現時点ではAシリーズで8.6~9.6%、Bシリーズで9.5~10.5%と想定している。
 インドネシア証券取引所(IDX)に2月14日上場する。引受幹事はHSBCセキュリティーズ・インドネシアなど4社。格付け会社フィッチ・レーティングスから「AAA」の格付けを得ている。