巨額のインフラ整備で拡大続く建設市場 14年も10%増

巨額のインフラ整備で拡大続く建設市場 14年も10%増
 インドネシア公共事業省によると、2014年の同国の建設市場規模は13年比で10.2%増の407兆ルピア(約3兆5000億円)に達する見通しだ。巨額のインフラ整備が続いているためだ。ジャカルタ・グローブなどが報じた。同省幹部によると、14年は港湾、鉄道、発電所などのインフラ整備に469兆7000億ルピアが投じられる予定だ。
 内訳は中央政府が208兆7000億ルピア、地方政府が103兆9000億ルピア、国営企業が89兆9000億ルピア、民間企業が67兆2000億ルピアとなっている。
 インドネシアの建設市場はここ数年、年10%超の勢いで拡大が続き、現在までに企業数は11万7000社、従業員数は690万人に達した。この勢いが持続すれば、5年後の市場規模は1000兆ルピアに達するとみられている。