14年の最優先投資先はインドネシア 鴻海科技集団会長

14年の最優先投資先はインドネシア 鴻海科技集団会長
 台湾の鴻海科技集団(フォックスコン・テクノロジー・グループ)の郭台銘(テリー・ゴウ)会長は1月26日、同グループの春節(旧正月)前のパーティーで、2014年の最優先の投資先はインドネシアと明言した。また、将来的に米国にも製造施設を建設することを検討していると述べた。ロイターが報じた。
 インドネシアについて郭会長は、カナダのブラックベリーとの提携に絡んで、携帯電話を生産、販売するための拠点として重要だと指摘。インドネシアは将来的に中国に代わる世界的な生産拠点となる可能性が、インドよりも高いとも話した。インドネシア政府高官の発言として、鴻海精密工業がインドネシア企業と提携して5年間で最大100億㌦を投資する意向だと情報もある。