インテージが合弁でインドネシア事業を本格始動へ

インテージが合弁でインドネシア事業を本格始動へ
 日本の調査業界大手インテージホールディングス(東京都千代田区)は、2013年11月、インドネシアで合弁で設立した「インテージ・インドネシア」でインドネシア事業を本格始動する。年内に、「MROC」「レコーディングリサーチ」「ニューロリサーチ」など日本で実績のある新しいマーケティング調査技術を相次いで導入し、現地の消費者の嗜好をより深く追求できる体制を整備。よりきめの細かい調査に対する需要に応える。
 インテージ・インドネシアは現地の同業大手DEKAマーケティングリサーチと設立した現地法人。資本金は50億ルピア(約5000万円)でインテージが60%、DEKAが40%を出資。現在の従業員は3人。インテージは主に営業や調査企画、分析のほか、新技術の導入、日系企業の支援業務などを担当。DEKAは全国に持つ17カ所の拠点や1000人以上の従業員を活用して実際の調査業務を手掛ける。