ジャックスがインドネシアで自動車金融事業に参入
信販大手のジャックスは、インドネシアで自動車金融事業に参入する。現地の有力企業グループと共同で金融事業会社を立ち上げる。新会社の40%の株式を取得し役員も派遣する。ベトナムやフィリピンなどでの事業展開も視野に、アジア市場でシェア拡大を目指す。日本経済新聞が報じた。
ジャックスは2012年、インドネシアでバイクローン事業を展開するササナ・アルサ・ファイナンスの株式40%を取得し、市場に参入した。今回、傘下に複数の金融事業会社や販社を持つ現地の企業グループ、ミトラ・ピナスティカ・ムスティカ(MPM)と共同で、自動車ローンやリースを手掛けるMPM社の子会社とササナ社を合併させる。
ジャックスは合併新会社の株式の4割を保有する。出資額は50億円弱になるとみられる。