SBI証券がBNI証券と共同で取引システム開発
SBIホールディングス子会社のSBI証券は2月7日、グループで25%出資するインドネシアの国営BNI証券と共同で設計・開発したオンライン株式取引システムのサービスを2月中にも開始すると発表した。BNI証券がインドネシア証券取引所(IDX)の認可を取得し次第、運営を始める。NNAが報じた。
BNI証券のオンライン取引システムを改良した。SBI証券が持つオンライン株式取引のノウハウを活用し、使いやすさなど顧客の利便性を追求しながら競争力のある手数料を実現した。BNI証券の親会社である国営バンク・ヌガラ・インドネシア(BNI)の口座を保有する預金客に利用を促しながら、取引システムの機能やコンテンツの拡充で需要を取り込む。SBIホールディングスはシステムを運営していくうえで必要なコールセンターなどの運営ノウハウを提供することも検討している。