2014年の外国人観光客は70万人増の950万人と予測

2014年の外国人観光客は70万人増の950万人と予測
 観光創造経済省はこのほど、インドネシアを訪れる2014年の外国人観光客数は前年比70万人増の950万人に達するとの予測を明らかにした。13年は12年比9%増の880万人で過去最多を記録した。マリ観光創造経済相は「昨年は航空路線拡大の影響が観光客数に反映された。今年はさらに伸びる」と強調している。
 同省は観光の成長事業としてクルーズに焦点を当てるとともに、国内16地域を戦略的観光地域に指定し、港湾整備を進め、地域活性化を図る考えだ。政府は16年にクルーズ観光客数が13年比20万人増の60万人になると予想している。このため、戦略的観光地域の港湾整備に、今年は1兆7000億ルピアを投じる。
 戦略的観光地域に指定されたのは、北スマトラ州トバ湖、北スラウェシ州ブナケン、東ヌサトゥンガラ州コモド島、同州フローレス島、西ヌサトゥンガラ州ロンボク島、東南スラウェシ州ワカトビ、西パプア州ラジャ・アンパット、バリ島など。