今年は輸出はさらに回復 GDP成長率5.8~6.2%に
インドネシア中央銀行のアグス・マルトワルドヨ総裁は2月13日、2014年の輸出見通しについて、世界経済の回復でさらに増え、GDP成長率は5.8~6.2%と13年の5.78%から改善するとの予測を明らかにした。同総裁の論拠は①13年第4四半期で経常収支の赤字幅が大幅に改善した②貿易収支が13年第4四半期で3カ月連続、黒字を記録しているように赤字基調から脱却した③昨年講じた政策金利の1.75%引き上げによる資金流出への対策が効いてくる-などの見立てからだ。