ムスリム観光客受け入れ 47カ国中インドネシアは4位
ムスリム観光サイトを運営するシンガポールのクレセントは2月18日、47カ国を対象に調査を実施した、ムスリム観光客の受け入れが整った国ランキングを発表した。1位はマレーシアで、2位アラブ首長国連邦(UAE)、3位トルコ、4位インドネシア、5位サウジアラビア、6位シンガポールと続いた。日本は40位だった。
調査はハラル認証を取得した飲食業や礼拝堂、聖地メッカのカーバ神殿の方角「キブラ」を表示しているホテルや宿泊施設数などを評価基準とした。マレーシアはスポーツジムやプールを男女別にするなどの配慮が好評価を得たという。2013年のムスリム観光市場の規模は1400億㌦だったが、20年までには2000億㌦まで成長すると見込まれている。