トヨタのカラワンエンジン工場着工 16年初から稼働へ

トヨタのカラワンエンジン工場着工 16年初から稼働へ
 トヨタ自動車のインドネシアにおける車両生産会社トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア(TMMIN)は2月25日、西ジャワ州カラワン県カラワン・西ジャワ工業団地(KJIE)で、トヨタのインドネシア国内2カ所目となるカラワンエンジン工場の起工式を行った。
 同工場は年間21万6000基生産予定で、うち半数を輸出する予定。投資額は約230億円。2016年初から稼働する予定。新規雇用は、すでに発表していた400人に200人を追加し合計600人を予定している。また、TMMIN従業員などの生産スキルや知識を高めるため、同工場の生産開始までに敷地内にインドネシアで3番目となるラーニングセンターを新設する予定だ。
 起工式にはインドネシア政府のモハマッド・ヒダヤット工業相、投資調整庁のマヘンドラ・シレガル長官、トヨタ自動車の福井弘之常務、TMMINの野波雅裕社長らが出席。野波社長は「インドネシア政府やパートナーと協力し、クルマづくりを通じてインドネシアの経済・社会の発展に貢献したい」などと語った。