燃油サーチャージ運賃制度導入 航空運賃引き上げへ

燃油サーチャージ運賃制度導入 航空運賃引き上げへ
 インドネシア運輸省は2月26日、各航空会社に国内線のエコノミークラスに燃油価格に応じて運賃を上乗せする「燃油サーチャージ運賃制度」を導入する運輸大臣令(2014年第2号)を発令した。島嶼(とうしょ)国家・インドネシアを支える交通手段、航空機。その運賃上昇による国民生活への影響は大きい。地元メディアが報じた。
 ジェット機(飛行距離664㌔まで)な場合6万ルピア、プロペア機(同348㌔まで)は5万ルピア。飛行距離が伸びるごとに加算されていくしくみ。これにより、ジャカルタ~スラバヤ間(664㌔)の運賃は6万7000ルピア、ジャカルタ~メダン間(1404㌔)は12万2000ルピア、ジャカルタ~ジャヤプラ間(3785㌔)は35万9000ルピア。プロペラ機の運賃はジャカルタ~プカンバル間(920㌔)が12万4000ルピアとなる。燃油サーチャージは3カ月ごとに検討、協議する。