東洋製罐がプラスチックキャップの製造販売会社設立
東洋製罐グループホールディングスは2月28日、連結子会社の日本クロージャーおよびクラウン・シール・パブリックが、香港企業のダブリン・スチールとの共同で、4月にインドネシアにプラスチックキャップを製造販売する合弁会社を設立すると発表した。2015年前半に工場を稼働する予定。インドネシアで近年、急速に拡大している飲料市場の需要を取り込むのが狙い。
合弁会社はインドネシア・キャップス・アンド・クロージャーズ(PT Indonesia Caps and Closurs)。資本金は575万米㌦(約5億9100万円)。包装容器製造会社の日本クロージャーが45%、タイの子会社クラウン・シール・パブリックが25%、ダブリン・スチールが30%を出資する。投資額は1500万米㌦。工場はジャカルタ郊外に、敷地面積8000㍍を予定。生産能力は明らかにしていない。
同グループのインドネシアにおける生産拠点は、東ジャワ州モジョケルトで顔料とフリットを製造するトマテック・インドネシアに続く2カ所目となる。