日本のWTO提訴検討の動きにも強気のインドネシア
インドネシアの未精錬鉱石の禁輸措置について世界貿易機関(WTO)への提訴を検討している日本に対し、インドネシアは強気の姿勢を崩していない。ヒダヤット工業相は、国内の鉱業生産を成長させる必要があるとして、日本側に理解を求め、「日本と二国間で解決を模索している。しかし、日本が提訴するのなら、インドネシア側は準備はできている」と語っている。商業省もすでにWTO提訴で経験のある弁護士を人選しているという。駐日大使を務めたムハンマド・ルドフィー商業相は「弁護士との協議を進める」とも話している。