労組2団体が5/2に340万人動員のメーデー共闘デモを計画
インドネシアの3大労組団体のうち労働組合連盟(KSPSI)とインドネシア福祉労連(KSBSI)が5月2日、両団体合わせ全国で340万人動員を目標にメーデーの共闘デモを計画していることが明らかになった。この2大労組団体の動員目標の内訳はKSPSIが300万人、KSBSIが40万人。うちジャカルタではKSPSIが15万人、KSBSIが5万人の計20万人を動員し、大統領宮殿前などで抗議活動を繰り広げる予定だ。両労組団体は過激なデモは行わず、メーデー当日の5月1日は労働者の家族を含む国民のための社会奉仕活動を実施する考えだ。NNAが報じた。
なお、3大労組団体のうち、インドネシア労組会議(KSPI)は先に、メーデーで100万人を動員し、別行動することを明らかにしている。3団体は2013年のメーデーまでは労働組合評議会(MPBI)を組織して協調していたが、その後、最低賃金を巡って意見が合わず、MPBIを解散している。