GEが新事業の出発点にインドネシアで分散発電事業
米のゼネラル・エレクトリック(GE)は14億㌦(約1442億円)を投じる発電分野の新事業の出発点にインドネシアを選択、ジャカルタで同国政府関係者とともに事業計画概要を発表した。地元メディアが報じた。
新事業は100~10万㌔㍗の独立した発電施設で使用する「分散発電システム」の販売や建設。同システムは新興国などでの需要拡大により、従来型の電力事業よりも4割ほど速いペースで成長すると期待されている。新事業で展開するシステムの発電燃料はサトウキビやココナッツ、コメなどの一部を使用した再生可能エネルギーが中心になると説明。化石燃料への依存から脱却を図るインドネシアの電力政策とも合致すると強調した。