増設計画相次ぎ2020年までに石油化学製品は自給化か
インドネシア・アロマ・オレフィン・プラスチック協会(イナプラス)によると、今後3~5年で石油化学製品プラントへの投資が相次ぎ、生産能力は現在の年産390万㌧から3~4割増える見通しだ。その結果、2020年までには石油化学製品の自給化が達成できると見込まれている。ジャカルタポストなどが報じた。
同協会によると、2014年は5つの工場拡張と7つの新規工場の着工が予定されている。うち国営石油・ガスのプルタミナは3つの製油所を建設する。12のプロジェクトの投資額の合計は390億㌦に上るという。現在、国内の石油化学製品の需要は年430万㌧で、マレーシアやシンガポール、タイ、中国などから輸入している製品が多く、輸入総額は80億㌦に上る。