タイ政府が3/19に非常事態宣言解除 反政府派の沈静化で
タイ政府は、1月22日から60日間の予定で、首都バンコクやその近郊に発令していた非常事態宣言を、3月19日に解除する。反政府派の抗議活動がやや沈静化したためとしている。この旨、明らかにした国家保障会議のパラドーン事務局長は「抗議活動参加者の数が減少し、ビジネス界からの要請もあったため、3月19日から4月30日まで非常事態宣言を解除し、国内治安維持法を適用することで我々は合意した」と述べた。ロイター通信が報じた。2013年11月以来、タイでは反政府デモが激化していたが、14年3月初めに複数の反政府派の活動拠点が閉鎖され、バンコクは大幅に落ち着きを取り戻している。