2月の大統領世論調査でジョコウィ氏の支持率40%に
オーストラリアの調査会社ロイ・モーガンは3月20日、インドネシアで2月に行った世論調査で、7月の大統領選挙の最有力候補と目されるジョコ・ウィドド氏(通称ジョコウィ氏、ジャカルタ特別州知事)の支持率が40%だったことを明らかにした。調査は全国34州の有権者2934人を対象に実施。NNAが報じた。
2位はグリンドラ党のブラボウォ党首の17%で、ジョコウィ氏はその差23ポイントと大きく水をあけた。正式に出馬表明した3月14日より前の段階としては「驚くべき人気」と指摘している。3位はゴルカル党のアブリザル・バクリー党首で11%、4位はハヌラ党のウィンランド党首で7%、5位がユスフ・カラ前副大統領で5%と続いている。
ジョコウィ氏の圧倒的人気を背景に、政党の支持率も闘争民主党(PDIP)が29%と前月から2ポイント上昇。2位の与党第2党のゴルカル党との差を9ポイントに広げた。与党第1党の民主党は、幹部のこの間の相次ぐ汚職疑惑で支持率は下降、4位の10%にとどまり、前月から1ポイント低下している。