「Tionghoa」へ インドネシアが華人に対する蔑称廃止
ユドヨノ大統領が、スハルト大統領時代に変更された華人の呼称「Cina(チナ)」を「Tionghoa(ティオンホア)」に再び戻す大統領決定(2014年第12号)に3月14日付で署名したことが明らかになった。地元メディアなどが報じた。
差別的な意味合いが強かった呼称が、政府により正式に変更され、華人からも今回の決定を「歓迎する」との声が上がっている。これにより今後は政府機関が「チナ」を使用することは禁じられ、「ティオンホア」や「Tiongkok(ティオンコック)」を使うことを義務付けられる
これと同時に、国名のインドネシア語表記「中国人民共和国(Republik Rakyat China)」も廃止され、「中華人民共和国(Republik Rakyat Tiongkok)」に変更される。