国内業者保護 16年から小売業者に国産品80%超を義務化

国内業者保護 16年から小売業者に国産品80%超を義務化
  インドネシア政府は2016年から、小売業者に商品の80%以上を国産品にすることを義務付ける。商業相令(13年第70号)によると、伝統市場やモールなど小売店が対象。全国的に出店が相次ぐショッピングモールなど小売店への国内業者の販売ルートを確保し、保護するのが狙い。この規制により国内総生産(GDP)の55%を占める国内消費を、輸入品ではなく、国産品で取り込めるようにする。ただ今回の規制について、輸入品の割合をどのようにカウントするのか難しく、うまく機能しないのではないか-との声も出ている。