乗用車用ガス燃料BBGの値上げを検討 4500ルピア水準へ
インドネシアのエネルギー鉱物資源省のスシロ副大臣は3月27日、乗用車用ガス燃料(BBG)を1㍑当たり3100ルピアから値上げすることを検討していると明らかにした。国内小売業者による国家石油ガス業者協会が同日、乗用車用ガス燃料を同4500ルピアへの引き上げを求めていたことを受けての発言。地元メディアが報じた。
スシロ副大臣は、ガソリンからBBGへの転換を図るため、補助金付き石油燃料の6500ルピアよりは安価であるべきとし、4500ルピア程度を想定していると話した。BBGはトランスジャカルタ、公共バスで採用。原油の国内生産量が減衰するため、エネルギー鉱物資源省はガソリン車とガス駆動化するコンバーターキットを普及させたい考え。