インドネシア政府と日本が全額出資する国際協力銀行(JBIC)はこのほど、財務政策対話の第3回年次会合を開き、JBICがインフラ開発での協力関係を強化し、官民連携(PPP)事業や民間資金を活用、インフラ向け資金調達を迅速に支援していくことでインドネシア政府との間で合意した。また、JBICは大規模なインフラ・プロジェクトに初期段階から参画し、金融面で助言していく方針を示した。
今後注力する事業分野として①送配電の整備②上下水道の整備③都市交通機関の整備-を挙げた。インドネシア最大規模のプロジェクトとなるスンダ海峡大橋の建設については、日系企業が受注する場合、融資を検討する意向を明らかにした。