日立オムロン 紙幣還流式ATMのインド納入1000台突破
日立オムロンターミナルソリューションズ(東京都品川区)は4月7日、インド市場に納入し、稼働している入金/紙幣還流式ATMの台数が、ATMベンダーとして初めて1000台を突破したと発表した。1000台を突破したのは「HT-2845-V」型で、インド市場では現在、入金専用のATMとして利用されている。顧客のニーズに合わせて入金された紙幣を出金紙幣として使用できる紙幣還流式にアップグレードが可能だ。
インドではこれまで出金専用のCDが市場の大半を占めていたが、インド経済の成長に伴い、出稼ぎ労働者による振り込みや小売店の売上金入金などの入金ニーズの増加と、金融機関店舗の窓口混雑緩和、利用者に対するサービスの向上への対応から、入金ATMの需要が急速に増えている。