川崎重工業 インドネシアの新二輪車工場が稼働
川崎重工業は4月8日、インドネシアの現地法人PT Kawasaki Motor Indonesia(KMI)において、約60億円を投じた二輪車生産工場(第2工場)の開所式を行い、稼働を開始したと発表した。第2工場はジャカルタ市郊外のブカシ県に位置し、敷地面積15万平方㍍で、年間15万台の生産能力を持つ。当面は排気量250ccの「Ninja250SL」、同150ccの「KLX150」の2車種を生産する。第2工場の稼働で同社のインドネシアにおける生産能力は年間25万台となる。
同社によると、世界第3位の二輪車市場であるインドネシアは、通勤用途に加えレジャー目的での購入が増えてきているという。第2工場で生産する両車種とも現地向けが主力だが、今後輸出も検討していく。