大洪水の保険請求額は3兆ルピア フィッチ社が試算
格付け会社大手のフィッチ・レーティングスの試算によると、1月首都圏で起きた大洪水の損害保険会社への請求額は3兆ルピア(約283億円)となった。同様の大洪水に見舞われた02年の請求額1兆5000億ルピア(約141億円)や、07年の2兆1000億ルピア(約198億円)を大幅に上回る規模となった。
国家災害対策庁(BNPB)によると、1月の洪水はジャカルタの総面積の8%にあたる41平方㌔㍍が水没し、計10万世帯以上が浸水したと推計される。また政府の試算では、洪水の経済的損失は32兆ルピアに達した。