ミニストップ パン粉の揚げたて「カリマン」人気
コンビニエンスストア、ミニストップが店内のキッチンで調理する、パン粉の揚げたて「カリマン」がインドネシアで大ヒットしている。インドネシアでは屋台で売っている揚げ物は人気があるが、パン粉をまぶした揚げ物は珍しく、今までにない商品として支持されているという。毎日新聞が報じた。
塩味の具を小麦生地で包み、パン粉をまぶして店内のキッチンで揚げたのが「カリマン」で、ビーフカレーとスパイシーチキンの2種類。価格は1個8000ルピア(約80円)。一般的な屋台の揚げ物(2000ルピア)に比べると高級品だ。しかし、同国の食文化のポイントを押さえた展開が奏功している。というのは、インドネシアの屋台では焼き鳥や揚げ物にソースを付けて食べる習慣がある。そこで「カリマン」も、ミニストップの特徴である店内に設けられた飲食スペースで、トマトやチリ味などのソースを無料提供しており、これも好評の理由だという。
ミニストップの海外進出は1990年から進められ、現在6カ国に約2300店を展開。インドネシアへは2013年に進出、店内調理と、日本国内と同様、店内に飲食スペースを設けるスタイルで店舗展開している。