日本交通技術 ODA事業で3国へのリベート1.6億円

日本交通技術 ODA事業で3国へのリベート1.6億円

 建設コンサルタント会社の日本交通技術(JTC)が、政府開発援助(ODA)事業にからみ現地関係者にリベートを支払ったとされる問題で、JTCは4月25日、この問題を調査した第三委員会の調査報告書を公表した。

    報告書は、JTCがベトナム、インドネシア、ウズベキスタン各国のODA事業でリベートを支払ったと認定。総額1億6000万円が各国の政府関係者に渡ったとしている。レスポンスが報じた。インドネシアでは、ジャワ南部複線化の3案件で総額約2677万円のリベートをインドネシア運輸省鉄道総局(DGR)関係者に提供。リベート資金は水増しした外注費のキックバックや、リース料の架空・水増し請求によって捻出している。