国営ラクヤット銀行が2016年に通信衛星打ち上げ

国営ラクヤット銀行が2016年に通信衛星打ち上げ

 国営ラクヤット・インドネシア銀行(BRI)は2016年の第2四半期に南米の仏領ギアナから自社の通信衛星を打ち上げる。米スペースシステムズ・ロラールとBRIは4月28日、通信衛星開発に調印した。費用は2兆5000億ルピア(約220億円)を見込む。通信衛星の運用寿命は15年の予定。45のトランスポンダ(電波中継機)を積み、重量は3500㌔。銀行が自社衛星を持つのは世界で初めて。金融機関の競争の激化を見据え、不安定な通信環境を改善する。地元メディアが報じた。