ジャカルタのオフィス賃料上昇が周辺部に広がる

ジャカルタのオフィス賃料上昇が周辺部に広がる

 米系不動産コンサルティングのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)がこのほど発表した2013年のジャカルタ特別州内のオフィス賃料の調査結果によると、中心部のビジネス地域(CBD)以外の北ジャカルタや南ジャカルタでの賃料上昇が大きく、賃料高騰の“波”がジャカルタ周辺部に広がっていることが明らかになった。

 北ジャカルタではプルイット、南ジャカルタではシマトゥパンでの上昇が目立った。シマトゥパンでは月額で1平方㍍当たり24万8659ルピアで、C&Wでは16年までにCBDでは33%、CBD以外では39%それぞれ上昇すると予測している。ちなみに、10~13年の間にCBDの13%の上昇に対し、CBD以外のオフィス賃料は20%上がっている。