インフラ整備へ潜在性高く2015年の建設需要は30%増
インドネシアの公共事業省建設開発局長は4月29日、2015年の国内の建設需要は今年に比べ30%増の650兆ルピア(約5兆7500億円)になるとの見通しを示した。日刊紙コランテンポが報じた。13年のインフラ整備やビル需要などの建設需要は480兆ルピア。12年は340兆ルピアで、大型のインフラ整備を背景に、国内総生産(GDP)の伸びを大きく上回って伸びている。
同局長は、建設業はGDPの約10%を占めているが、工業(23%)や農業(14%)に比べて、まだ少ないと指摘。国土の大部分でインフラが未整備で、建設需要の潜在性は高いとしている。