政府が低価格エコカーの補助金付き燃料使用禁止へ動く

政府が低価格エコカーの補助金付き燃料使用禁止へ動く

 財政赤字縮小と貿易収支改善を目指すインドネシア政府は、2013年9月に販売開始した低価格エコカーについて、補助金付き燃料の使用を禁止する方向だ。今年10月からの使用禁止を決断したという。ジャカルタ・ポストなどが報じた。

 実施にあたっては、レギュラーガソリンの補助金付き燃料「プレミアム」と、補助金なしのハイオクガソリン「プルタマックス」で、ガソリンスタンドの給油機のノズルの口径に差を付け、低価格エコカーが補助金付き燃料を給油できないようにする。インドネシア政府のLCGC政策適合の低価格エコカーは、とりわけ1月以降、同国の堅調な新車販売をけん引している。