台風襲来から半年 遅れるフィリピン被災地復興・復旧

台風襲来から半年 遅れるフィリピン被災地復興・復旧

 フィリピン各地に甚大な被害をもたらした台風ヨランダの襲来から5月8日で半年が経つ。レイテ州タクロバン市のロムアルデス市長はこのほど、復興状況を報告。現在も3万人以上がテント生活を送っていることを明かした。また、タクロバン市と同様、大きな被害を受けたサマール島の住民も家屋の再建や雇用の創出が遅れていると話した。スターなどのメディアが伝えた。同市長は、最優先事項は住宅の再建と強調。復興・復旧活動の進捗度は、全体の20%にも満たないと厳しい窮状を訴えている。