アジア客に日本の大衆薬PR 信頼性高く人気

アジア客に日本の大衆薬PR 信頼性高く人気

 日本を訪れるアジア人観光客の間で、日本の一般用医薬品(大衆薬)が人気を集めている。のど薬「龍角散」や、整腸剤「正露丸」、強心剤「救心」などロングセラーを続けている家庭薬といわれる商品のほか、微小粒子状物質(PM2.5)の影響で目薬が売れ筋となっている。品質の高さが評価され、購入したいという観光客が増えているという。

東京・秋葉原はじめ、インターネットでの口コミも人気を後押ししている。アジアなど外国人観光客が多く訪れる免税店ラオックス秋葉原本店(東京都千代田区)では、春節(旧正月)と重なる1月から3月のドラッグ売り場の売り上げは前年同期比で6倍となったという。