洪水被災者対象にジャワ海に水上バス就航
ジャカルタ特別州政府は、ジャカルタ北部のジャワ海に面するマルンダ~ムアラ・バル間を結ぶ公共水上バスを就航させた。1月の大洪水の被災地区からマルンダ州営団地へ移住した低所得者を対象にしたもので、約17㌔㍍の航路の所要時間は約30分。定員30人のボート2隻で、それぞれ乗組員5人、乗客25人を乗せる。運賃は無料。
同国最大の漁港のあるムアラ・バルへの通勤通学の交通手段を提供。首都圏で未開発だった水上交通を試験的に導入し、今後は沿岸部の河川に新路線を開設していく方針だという。