ミニカーのトミカがアジア9カ国で異例のヒット
タカラトミーが2013年11月、インドネシアなどアジア9カ国・地域で発売したミニカーのトミカが異例のヒットを記録している。トヨタ自動車がインドネシアで販売している7人乗りのミニバン「アバンザ」をモデルにしたトミカで、現地で人気のある乗用車をモデルにした“アジア戦略車”の第1弾だ。
アジア地域のトミカの売り上げは2008年の約140万個、約10億円から、13年は約580万個、約41億円と約4倍に成長。経済成長が著しいインドネシアでも急速に拡大しており、13年は前年の約3倍となった。そして、「アバンザ」の売り上げの約8割がインドネシアだったという。毎日新聞が報じた。
ちなみに、日本で1個450円のトミカは、インドネシアで4万2900ルピア、円建てで約430円だから現地の金銭感覚ではかなりの高額だ。したがって、購入層も今は富裕層の家庭が多いという。