メタルワン 棒線加工合弁会社が第2工場建設へ
鉄鋼製品の総合商社メタルワン(東京都港区)は、インドネシアの特殊鋼棒線加工を手掛ける現地合弁会社アイアン・ワイヤ・ワ-クス・インドネシア(IWWI)が2015年10月の稼働を目指して第2工場を建設することを明らかにした。二輪車向け磨棒鋼がメーンの第1工場に対し、第2工場は四輪車向け冷間圧造用(CH鋼線)の製造に特化した拠点とするなど自動車分野を強化するのが狙い。第1工場についても、16年から17年にかけて連続抽伸ラインを増設し、17年度には月産能力を現在の5000㌧から1万㌧へ2倍に引き上げる。一連の設備投資額は約35億円。日刊産業新聞が報じた。